勉強の話 / 漢方の湿 湿気 湿邪

 今外(雨、湿気の高い環境など)と内因(内臓弱い、不良飲食、運動不足など)。

 体に湿が溜まると、体重、肥満、浮腫み、怠い、疲労、汗が多い(特に手足)、皮膚痒い、湿疹(名前の通りに湿と関係がある)などの症状が現れます。

 病気になる湿は「湿邪」と言い、内臓や関節に溜まると咳痰、結節、嚢腫、関節痛み、関節炎、関節腫れ等があります(したがってリウマチと関節炎は漢方医学では「風湿」と言います)。

 漢方薬で「除湿」の前に朱先生は予防方法も教えられた事:

1,毎日太陽を浴びる

2.適正な運動 

3.野菜と雑穀を中心の食事 

4.養生の前はまず養心(できるだけストレスのない生活)

5.寝る前に足湯、足裏按摩などを勧めます。

 朱南孫先生(1921年1月27日2023年12月20)は漢方医学家、上海中医薬大学付属病院教授、2017年第三回「中国国医大師」に当選、2020年中国中医科学院学術委員に当選しました。専門は産婦人科で96才まで診察。卵巣がん転移再発の50代日本人の女性患者さんが漢方治療を受けて、70才まで元気に過ごせました。

 ところで勉強用の筆ペンは使いにくく、書く時の角度によって線の太さが違い、イライラします。写真の通り、あまり上手に書けなかったですが、大変勉強になりました。

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