漢方の更年期障害の治療法

 今日は処暑ですが、まだまだ暑くて残暑がしばらく続きそうです。

 長い暑い日の陽気と夏休みで体力消耗、お盆休みの不規則な生活と疲れで体調が悪くなる方が多いですが、喜んでいる方も多かったです。

♦30代男性の朝起きから胸痛・胸苦しみは、お盆も休みがありませんでしたが改善されています(お母さんがお盆前に代理で来局し、息子さんの月に1日だけの休みが心配で心配で漢方薬を服用開始しました)。

♦子宮と卵巣の手術後から体調不良の40代女性は、漢方薬を1ヶ月ほど服用してお腹や脇の痛みが改善され喜んでいます。

♦40代不妊症の女性は、6月から卵子の質を高める漢方薬を服用して、5月に採れなかった卵子が8月に良い卵子5個ほど採れたそうです(9月初めに移植予定で今回から着床しやすい漢方薬を服用)などなど。

 

 ★先週、下記の文章を書いたので、参考までに一早く載せます。

 更年期障害は女性だけではなく、男性も発症するので男性の方も読んでください。漢方医学からみた更年期障害の原因と治療法です。

 漢方医学からみると腎臓は先天的な「元気」と「生命力」の源、女性は7才単位で変わります。7才×5の35才から腎臓が弱くなり、老化の年齢に入ります。7才×7の49才前後は腎臓の「陰」と「陽」の両方が著しく弱くなり、閉経と様々な老化症状に加え肝臓・心臓の陰陽バラスも悪くなる症状が出ます。これが西洋医学のいわゆる「更年期障害」です。

 西洋医学の「更年期障害」の治療改善法は、基本的にホルモン補充や痛み止め、睡眠薬、精神安定剤などの対症療法で、同時に様々な副作用も心配ですが、自然の漢方薬で腎臓と肝臓を強め、血流を改善すれば疲労感、腰痛、関節痛、髪抜け、冷え、しびれ、頭痛、肩こり、頻尿、尿失禁などは改善されます。また、心臓と肝臓を強めれば不眠、不安、イライラ、のぼせ、怒り、動悸、息苦しい、不整脈、高血圧などを改善できます。

 漢方医学では、同じ更年期障害でも体質に合わせて漢方を組み合わせるので副作用の心配は不要です。婦人科の病気で手術後と治療中の様々の不調や副作用の改善の時も漢方薬の併用を勧めます。

 

 明日の休みは9/7(日)の郡山市での講演会の準備があります。

主催者からの連絡によると、応募者は定員の100名を超えて、120名の会場を準備するそうです。頑張ります!

 ※写真は福島市の山と町で見た風景です。

 扇子は明日還暦の誕生日を迎える女性友人の祝いの為に描いた蓮水墨画と書です。ここで扇子の絵の公開は初めてかな、、?

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