今日は寒くて雨です。
今朝一番の勉強は写真の通り柿でした。故郷では子供の時から毎年、柿や干し柿を食べていましたが、初めて柿の種類がこんなに多いことを知りました。基本的に形からみると丸い、長丸い(牛や鳥の心臓の形)、二層など。色から見ると赤と黒(皮は緑で中は黒、皮は赤で中は黒です。
効能について、肺や腸に良いので咳・痰・気管支炎・便秘などに良いです。しかし、熟していない渋い時は下痢止めの効果があります(以前ブログに書きましたが、私は熟していない柿を食べた後に便秘になった経験があります)。
今日の患者さんについて、嬉しいことが沢山ありましたが一つ“肺”だけピックアップします。
★70代女性は十数年前から肺に影がある気管支拡張症で咳・痰・息苦しい・血痰で、特に冬になると風邪をひきやすい、咳や痰も酷くなり呼吸が苦しかったのですが、6月から半年間の漢方服用で、特に今の冬でも血痰がゼロ回です。
私と話をしていても分かるように、息切れはほぼ無くなり、話も長く出来るようになりました。本人は喜んで「正月に帰省する孫三人と話をしたり料理を作ったり遊んだりすることが楽しみです」と言いました。
★昨日のブログには書きませんでしたが、もう一人の肺の難病の間質性肺炎の70代女性の息子さんから連絡があり、今月の病院での受診で主治医から「肺の調子が凄く良くなっている」と言われました。もちろん、漢方の効果です。何回もブログに書いていますが、この方は8月から肺を強くする漢方服用で夜の咳の音で家族全員が眠れないほど酷かったのが、漢方服用で徐々に改善され今は夜もほとんど咳がなく本人もご家族全員も熟睡できるようになっています。
したがって肺の病気の方には熟した柿や干し柿をおすすめします。
柿についての勉強、研究はまだ不十分です。これから柿の種と柿のヘタの数や形、味などを続けて研究します!スタッフには「ホ ジュンだ」と言われています(私は意味が分かりません)。
また報告します!