今日はとても暑いです!天気予報によると福島市の最高気温は37度だそうですが、昼に外に出たら体感気温は40度に感じたので、熱中症にならないようにブログを短くします!
50代の友人が昼過ぎに来局しました。「頭を良くする漢方薬はありますか?仕事が…」と言われたので、ハッキリ明確に「ある!」と言いました。
中国の漢の時代から科挙制度が2000年以上続きました。村レベルの郷試から故宮で皇帝様の前の殿試まで午前と午後、数日2~3日続く試験に対し、成績を上げる為に昔から落ち着く、集中力を高める、記憶力を高める等の漢方薬が考えられていました。その中にある“雷震子”(らいしんし)という漢方薬は、細くて深い白蟻の巣から出たキノコで、『雷の時は振れる・震える』から由来しています。
ご存じの通り、蟻は動物界の中で二つのナンバーワンの力があります。一つは体力。自分の体より何倍、何十倍も大きくて重い物も運ぶことが出来ます。もう一つは記憶力。自分の巣からどんなに遠く離れても巣に戻ることができます。
現在の研究で白蟻の巣の成分には人間の脳細胞に必要な36種類のアミノ酸が含まれています。したがって、白蟻の巣のキノコは昔から脳神経の病気などの治療に使われています。また、受験生たちには受験前から服用して、良い成績がとれるよう、発揮できるように、と飲ませます。
…この系の話をしたら、友人やスタッフが一斉に「飲みたい!飲みたい!」と挙手し、関心しながら聞いていた友人は「いやぁ、漢方って面白い!」と笑っていました。