先週末はビックリ(吃驚、初めてこの二つの漢字を知り、まさかのビックリ)、悲しいニュースでした。俳優の中山美穂さんが浴室で55才の若さで亡くなり、死因は入浴中の不慮の事故だそうです。
※ここで、冬はお風呂より足湯を強く勧めます!
安全、安心、効果的なので11/10、11/17と12/4の講演会の参加者達には数種類の漢方植物を入れた冬の足湯用のお土産を1包ずつプレゼントしました。後日には足湯の評価が高く、沢山の方から「お風呂より冷え症の改善が良い」や「朝まで足が温かかった」など連絡があり、薬局には購入者が殺到しました。
Q.足湯とお風呂の効果の違いは何?
お風呂は体全体を温めて血管が広かり、血圧が下がります。血管の中の血液の圧力が低くなり、体を温める血流はあまり改善されません。
一方、足湯の場合は足首まで温めるので全身の血管はあまり広がらず、血圧もあまり下がらないので圧力が高いままなので、血流の改善には効率的です。
また人々は朝起きる~夜寝るまで足はずっと下なので血流が一番悪い所です。
漢方医学では足裏は第二の心臓、内臓と繋がるツボは沢山あるので血流を促進させるだけではなく、足の浮腫みや関節の痛み、疲労回復、内臓機能を高める、自律神経のバランスを高める、睡眠の質が改善などの効果があります(ちなみにコタツの足暖めは皮膚乾燥、痒みを誘発だけではなく、熱の伝達効率は悪いので、なかなか足や全身が温まりません)。
患者さんの事について、20代の女性は顔に湿疹、ニキビ、痒み、特に右手は湿疹、痒みが酷くて5,6年前から数か所の皮膚科で治療を受けた事がありましたが、なかなか改善されないでいました。
一ヶ月前から体質改善の漢方薬を服用して、写真の通りに手の湿疹と顔の湿疹、ニキビ、痒みは著しく改善中です。
特に右手の湿疹はほぼ完全に改善。また腹痛や頭痛、のぼせも減軽して、こんなに早い効果にビックリして、喜んですぐ妹さんにも紹介し今は姉妹共に漢方薬を服用しています。