ご存じの通り、西洋医学(薬)では基本的に腎機能を良くする事はできず、腎機能が著しく悪化すると人工透析か腎臓移植となるのが一般的です。
人工透析の自己負担額は0円ですが、週に2、3回の時間や透析の様々な合併症でQOLの低下、移植のドナーの少なさで待つ長期間、費用、移植後の免疫反応、腎機能悪化などの問題もあります。
また腎臓の難病はIgA腎症をはじめ腎炎、腎盂腎炎、腎膿疱、腎硬化症、ネフローゼ症候群などの他に、生活習慣病の高血圧腎症、尿酸腎症、糖尿病腎症など沢山あり、いずれは最後に腎機能が低下して多くの患者さん達はやむを得ず人工透析になります。
…皆さん、人工透析の人数と透析の費用はご存じですか?
まず一人の人工透析患者の年間医療費用は500~600万円で、2021年の透析人数は全国で349,700人、毎年新増は40,000人だそうです。
先月20日から漢方薬を服用している80代女性は今日(尿酸腎症で4年前から腎機能低下)、最新の7/19の血液検査の結果を持ってきました。
腎機能のクレアチニン値は漢方薬を服用する前6/14の1.7→1.61まで改善、腎症貧血のHbは9.9→11.8まで改善しました。二年間、Hbの薬を服用するかどうかを主治医と迷っていたそうですが、この結果を得て主治医から「薬はいらないね」と言われたそうで本人も喜んでいます。
漢方医学では腎臓は髄と造血機能が関係していると考えるので、腎臓を強める漢方でクレアチニンとHb(ヘモグロビン)の両方の改善が期待できます。
今まで、沢山の腎臓の難病で苦しんでいた全国の私と縁がある方は、漢方で腎機能を改善し透析を避けている方が多くいます。
関東圏の30代のIgA腎症の女性は主治医から「妊娠・出産したら、透析」と言われましたが漢方で無事妊娠・出産し、その後は腎機能も良くなり当然、未だに透析もしていません。
また50代の女性は人工透析と移植後、また腎機能低下した方が…続きは次回にします!
※写真は昨日朝、二本松市の智恵子の杜公園に散歩に行った時のものです。
この像の女性は智恵子さんかなぁ?帽子で顔が見えず分かりませんが…美術館にも行きましたが、才女で素晴らしい女性でした。