昨日は立冬でしたが、まだまだ紅葉は見ごろです。
患者さんの事について日々、漢方薬の服用により様々な症状や検査結果が良くなり喜んでいる方が多く、こちらも喜びと身が引き締まる思いです。
🔹チック症の少女はさらに良くなり(睡眠も)、これから日中の漢方薬だけを服用します。
🔹40代女性は10/11から肝臓腎臓を強める・血流を良くする漢方薬を服用して、今日の本人の話によると一ヶ月ほどで朝の両足の痺れは完全に改善、睡眠も改善、耳鳴りと両手の痺れも軽くなったそうです。
🔹90才の慢性心不全と腎不全の女性の息子さんの話によると、心臓と腎臓を強める漢方薬を2週間ほど服用すると、水曜日の病院の心臓の検査では心臓に溜まった水がなくなり、主治医が驚いたそうです。
🔹一番説得力のあるのは写真の通り一目瞭然で著しく改善された両足の膿疱でしょう。この60代女性は5,6年前に両足の踵に皮膚割れ・痛痒・出血の時もあり、歩くと痛く病院で皮膚難病の掌蹠膿疱症と診断されましたが病院を転々としても良くならずにいました。


7/30から体質改善の漢方煎じ薬を服用して、僅か3か月で10/31の写真の通りに両足の膿疱は7割ほど良くなったかなと思いますが、本人からは「膿疱も痒みも8割以上が良くなった」と言われ、漢方治療の効果に驚き、嬉しく喜んでいる笑顔でした。


同時に冷え症、動悸、咽のつまり、不安、不眠、便秘、浮腫みも良くなったのは、漢方医学が得意とする根本治療による体質改善と、対症療法の西洋医学の違いです。
先週日曜日に雨の中、朝4時に出発して、夜は22時に帰る日帰りで月山を超えて、山形県鶴岡市にて第52回日本小児東洋医学会学術集会に参加、発表をしてきました。6分間の発表なのに、車の往復は6時間以上。勿論、途中の雨の中で月山と湯殿山の紅葉を観賞し、つかの間の休憩を得ました。


